ルッコラの種まき方法とプランターサイズ【農家が教えます】初心者必見
ベランダ菜園初心者
ルッコラの種まき方法はどうやればいいの?
用意するプランターのサイズは?
このような疑問にルッコラ農家で
趣味でもプランターでルッコラを育ててる
ベランダ菜園士の資格を取得した筆者が答えます。
ルッコラの種まき方法がイマイチわからない方へ。
この記事は、ルッコラの種まき方法とプランターサイズについて、ルッコラ農家でプランター栽培が趣味の筆者が、初心者の方にもわかりやすいように解説してます。
この記事を読めば失敗しないルッコラの種まき方法がわかります。
本記事を書いてる筆者はルッコラを直売に出荷してる農家です。
趣味で家で食べる用のルッコラをプランターで栽培してます。
プランター栽培の理解を深めてわかりやすいように発信できるようにベランダ菜園士という資格を取得しました。
そういえば、年末に受けていた資格のベランダ菜園士に受かってた😄
— Vege Rhythm@野菜ソムリエ農家 (@VegeRhythm) January 24, 2021
ベランダ菜園に対しての知識と理解を増やす事を目的に受けたけど、受かってて良かった笑 pic.twitter.com/bFnGXKtWK7
ルッコラの種まき方法とプランターサイズ【農家が教えます】初心者必見
ルッコラは種から育てる野菜です。
理由は2つあります。
ルッコラを種から育てる2つの理由
- 移植が苦手な直根性
- 生育期間が40日と短い
直根性の野菜は基本的に移植を嫌います。
また、生育期間が40日くらいと成長スピードが早い野菜なので移植する意味がありません。
ルッコラは発芽から本葉が展開するまでの間に全てが決まるので失敗しない種まきを方法とプランターサイズについて解説します。
その前にルッコラの種まき時期が分からない方はこちらの記事をチェックしてください。
ルッコラの種まきする時に用意する道具とオススメのプランターサイズ
まずはルッコラの種まきする時に用意する道具とプランターサイズについて初心者の方でもわかりやすいように説明します。
まだ1つも道具を持っていないという方はこちらの記事を参考にしてください。
用意する道具5点
- プランター
- 鉢底石
- 野菜培養土
- ルッコラの種
- 防虫ネット
プランター
プランターは深さが15㎝以上あればプランターでも植木鉢でも大丈夫です。
なぜなら、ルッコラは深さ15㎝〜20㎝くらい根っこ土の中に伸ばす性質があるから。
つまり、深さが15㎝以上なら今持ってるプランターで大丈夫ということ。
もし、プランターを1つも持ってないなら菜園プランター510型がオススメです。
なぜなら、ルッコラだけではなく他にも色々な種類の野菜を育てることができるプランターだから。
菜園プランター510型について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
鉢底石
鉢底石とはプランターの底に敷き詰める軽石です。
鉢底石はプランター内の保水性と排水性をコントロールする役割があるのでルッコラのプランター栽培では必須アイテムです。
なぜなら、ルッコラは多湿が苦手な野菜だからです。
100均でも売ってる鉢底石でも十分使えます。(量が少ないですが)
野菜培養土
ルッコラは多湿を嫌うので通気性が良い土作りが必要ですが、初心者の方に土作りはハードルが高いので市販の野菜培養土がいいでしょう。
なぜなら、土作りは農家でもヒットアンドエラーで難易度が高いから。また、市販の野菜培養土はクオリティが高いから。
しかし、野菜培養土は種類がとても豊富です。
どれを買ったらいいか分からない方は、アイリスオーヤマから販売されてるゴールデン粒状培養土(野菜用)がオススメです。
なぜなら、適度な通気性と保水性が保たれる培養土で鉢底石が必要ないからです。
ゴールデン粒状培養土について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
ルッコラの種
先述したとおりルッコラは種から育てます。
オススメのルッコラの種はサカタのオデッセイです。
なぜなら、食味が良く育てやすい品種だから。
防虫ネット
防虫ネットは無くても大丈夫ですが害虫被害が心配な方は防虫ネットを使ったら安心です。
特に春から秋までに種まきする方は防虫ネットをオススメします。
なぜなら、春から秋まではルッコラが好きな害虫の活動が活発だからです。
ルッコラにつく害虫について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
以上5点を揃えればルッコラの種まきができます。
ルッコラの種まき方法【画像使って徹底解説】
それではルッコラの種まき方法を私が実際に種まきした時の画像を使って初心者の方でもわかりやすいように解説します。
手順①プランターの準備
プランターを水洗いする。
手順②鉢底石を入れる
プランターの底に鉢底石を敷き詰めます。
プランターの底が見えなくなるくらい敷き詰めればOK
手順③野菜培養土を入れる
プランターに野菜培養土を入れます。
プランターの淵から2㎝くらい下まで野菜培養土を入れればOK
手順④種まきの準備
ルッコラの種まき方法は筋まきです。
指で土をなぞるようにして深さ1㎝くらいの筋を作ります。
筋と筋の間は15㎝が目安なので、プランターの奥行きが30㎝以上なら2本。30㎝未満なら1本ということになります。
手順⑤種まき
さっき作った筋に種まきをします。
種と種が重ならないように5㎜〜1㎝間隔で種を落とす。
ルッコラの種はとても小さいので神経質になる必要はありません。
予定よりもいっぱい発芽したら間引いてルッコラスプラウトとして食べれます。
植木鉢に種まきする方法はバラまきです。
種と種が重ならないようにバラまけばOKです。
手順⑥土を被せる
種の上に土を被せます。
方法は周りの土を寄せるのではなく新しい土を上からそっと被せてください。
手順⑦水をあげる
最後に水をたっぷりあげます。
勢いよく水をあげると土がめくれて種が流れてしまう可能性があるのでそ〜〜っと水をあげてください。
プランターの底から水がしみ出てきたらOK
発芽するまで水分を切らさないように乾いていたら水をあげてください。
適期であれば3日〜1週間で発芽が揃います。
これでルッコラの種まきは完了です。
発芽率を上げる方法が詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
【まとめ】ルッコラの種まき方法のポイント
ルッコラを育てるプランターサイズは深さ15㎝以上あれば小さなプランターでも植木鉢でも大丈夫です。
もし、これからプランターを買うのであれば菜園プランター510型がオススメ。
土は市販の野菜培養土で問題ありません。
できるだけ通気性が良い土を選びましょう。
アイリスオーヤマのゴールデン粒状培養土がオススメ。
ルッコラの種まき方法のポイントは7つ。
まとめ
- 種まき方法は筋まき
- 深さ1㎝くらい
- 条間は15㎝くらい
- 種の間隔は5㎜〜1㎝くらい
- 種が小さいので神経質にならい
- 新しい土を被せる
- 水をそ〜とあげる
ポイント7つをおさえれば失敗しないルッコラ栽培につながるでしょう。
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